第6章プラクティス

 プラクティスを仮説として使用して、XPを実験してほしい。。例えばさらに頻繁に配置を行い、それが役立つかどうかを確かめるのだ。
 XPのプラクティスは、ソフトウェアの開発の発展における何らかの頂点を表すわけではない。改善への道のりにおける通過点に過ぎない

ラクティス自体がXPではないし、あんどんやかんばんがTPSの実体ではない。その目的のため、目標へと近づくための施策がプラクティスなのだ。プラクティスは状況・脈絡に依存し同様の行動を実施してもその効果は異なる。プラクティスの実施状況をモニターすることも、その行動が適切にとられているかどうかそ知るためには重要。しかし、そのプラクティスによって目的・目標へと近づいていることをモニターすることも同様に、いやそれ以上に重要なのだ。それゆえ小さなステップで実施することが必要であり、失敗も重視される。